このガイドで防ぐ問題

外部CDNのファイル変更や改ざん時に、想定外コードを読み込むリスクを減らします。

特に「latestなど内容が変わるURLへ固定ハッシュを付けている。」状態を見落とさないため、作業を始める前に元データや現在の設定を残し、変更前後を比較できる状態を作ることが重要です。

CDNスクリプトへSRIを設定する方法では、処理が完了したかだけでなく、入力条件、変更内容、確認結果の3点を記録します。自動判定で確定できない部分は、利用先の仕様や担当者の判断と照合してください。

WORKED EXAMPLE

CDNスクリプトへSRIを設定する方法の確認記録例

「latestなど内容が変わるURLへ固定ハッシュを付けている。」可能性のあるケースを、元データを壊さずに切り分けます。

処理・確認前

発生している問題
外部CDNのファイル変更や改ざん時に、想定外コードを読み込むリスクを減らします。

最初に確認する原因
1. latestなど内容が変わるURLへ固定ハッシュを付けている。
2. crossorigin属性が不足している。
3. ライブラリ更新時にハッシュを更新していない。

処理・確認後

作業記録
1. 固定バージョンURLのファイルを取得します。
2. SHA-384等のSRI値を生成し、integrityとcrossoriginを設定します。
3. 更新時はファイル内容とハッシュを同時に更新します。

完了判定
- 正常時に読み込める。
- 1文字変更したファイルがブラウザに拒否される。
- フォールバック動作を必要に応じて用意する。

この例で確認するポイント

  • 正常時に読み込める。
  • 動的に内容が変わるリソースには適しません。
  • 関連ツールは「sri-hash-generator、file-hash-calculator、csp-header-builder」です。処理結果を確定情報として扱わず、利用先の仕様と照合します。

最初に原因候補を分ける

同じ症状でも原因は一つとは限りません。特に「latestなど内容が変わるURLへ固定ハッシュを付けている。」に該当する場合と「crossorigin属性が不足している。」に該当する場合では、確認すべき入力や設定が異なります。

一度に複数の条件を変更せず、変更前の状態と比較できるように一項目ずつ確認すると、再発時にも判断しやすくなります。

  • latestなど内容が変わるURLへ固定ハッシュを付けている。
  • crossorigin属性が不足している。
  • ライブラリ更新時にハッシュを更新していない。

結果を採用する前に照合する

最低限、確認項目の「正常時に読み込める。」を満たすことを確かめます。結果の一部だけで判断せず、件数、形式、代表値、境界条件など、このガイドに示す確認項目を組み合わせてください。

また、動的に内容が変わるリソースには適しません。 この限界に該当する場合は、ツールの結果だけで作業を確定せず、仕様書や元データへ戻って確認します。

問題が起きる主な原因

  • latestなど内容が変わるURLへ固定ハッシュを付けている。
  • crossorigin属性が不足している。
  • ライブラリ更新時にハッシュを更新していない。

安全に作業する手順

  1. 1

    固定バージョンURLのファイルを取得します。

  2. 2

    SHA-384等のSRI値を生成し、integrityとcrossoriginを設定します。

  3. 3

    更新時はファイル内容とハッシュを同時に更新します。

結果を利用する前の確認項目

  • 正常時に読み込める。
  • 1文字変更したファイルがブラウザに拒否される。
  • フォールバック動作を必要に応じて用意する。

作業完了前のチェックリスト

  • 変更前の元データまたは設定を保存した
  • 固定バージョンURLのファイルを取得した
  • SHA-384等のSRI値を生成し、integrityとcrossoriginを設定した
  • 更新時はファイル内容とハッシュを同時に更新した
  • 正常時に読み込める。
  • 1文字変更したファイルがブラウザに拒否される。
  • フォールバック動作を必要に応じて用意した
  • このガイドの限界と利用先の仕様を確認した

この方法の限界と注意点

  • 動的に内容が変わるリソースには適しません。
  • SRIは配信元への通信自体を止めません。

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